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Latest revision as of 14:08, 6 July 2018
Apache OpenOffice には、Star Database Connectivity (SDBC) という名称の統合データベースインターフェースが用意されています (すべてのシステムから独立して存在)。こうしたインターフェースが開発された主な目的は、可能な限り広範なデータソースへのアクセスを可能にするためです。
このような目的を達成する一環として、データソースのアクセスにはドライバを使用しています。データソースからのデータ取得をこれらドライバに担当させることで、データソースと SDBC ユーザーとの関係を分離させることができます。こうしたドライバの中には、ファイルベースのデータベースにアクセスして、直接データを引き出すものがあります。その他のドライバは、JDBC や ODBC などの標準インターフェースを利用します。また MAPI アドレスブック、LDAP ディレクトリ、Apache OpenOffice 表計算ドキュメントをデータソースとしてアクセスする特殊なドライバもあります。
こうしたドライバは UNO コンポーネントをベースに使用しているため、ドライバを新規開発して新たなデータソースを使用することもできます。必要な詳細情報については、Apache OpenOffice の『デベロッパ向けガイド』を参照してください。
SDBC の概念は、VBA の ADO および DAO ライブラリに相当するものです。これを利用することで、データベースのバックエンドに影響されることなく、ハイレベルなデータベースアクセスが行えます。 |
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