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変数の使用法
From OpenOffice.org Wiki
変数の暗黙的宣言
一般に Basic 言語は、簡易的な記法を許可するように設計されています。このような流れを受けて、OpenOffice.org Basic でも変数の使用法が簡易化されており、明示的な宣言をすることなく変数を使用できます。このためコード内に使われる変数名は、最初に記述された段階で実態として存在するようになります。既にどのような変数が存在するかにもよりますが、次のサンプルコードを記述するだけで、最大 3 つの変数が宣言されたことになります。
a = b + c
ただし、このような暗黙的な変数宣言は、タイプミスなどによる混乱を招く場合もあるため、推奨されるプログラミングスタイルではありません。たとえば、間違った変数名を入力しても、エラーメッセージは出力されません。インタプリタは、新しい変数名が宣言されたと判断して、初期値として 0 を割り当てて処理を継続します。このようなバグは、コード内の該当箇所を特定するのが困難です。
変数の明示的宣言
変数の暗黙的宣言に伴うエラーを防止する観点から、OpenOffice.org Basic には次のような機能が用意されています。
Option Explicit
このコードは、各モジュールのプログラム先頭行に記述する必要があります。この機能を使用することで、明示的に宣言されていない変数があった場合にエラーメッセージが表示されるようになります。また、この Option Explicit は、すべての Basic モジュールに記述する必要があります。
変数の明示的な宣言方法として、次のようなコマンドを記述するのが最も簡単です。
Dim MyVarこのサンプルコードでは、MyVar という名前の変数を宣言し、その変数型を variant としています。バリアント型の変数とは、文字列型、整数型、浮動小数点型、ブール型など、使用可能なすべての変数型データを格納できる変数のことです。ここでは、バリアント型変数のいくつかの例を紹介します。
MyVar = "Hello World" ' Assignment of a string MyVar = 1 ' Assignment of a whole number MyVar = 1.0 ' Assignment of a floating point number MyVar = True ' Assignment of a Boolean value
上記のようにして宣言された変数には、同一プログラム内でほかの変数型のデータを割り当てることもできます。ただし、バリアント型変数を使うと柔軟な操作が行えますが、変数は特定の変数型に固定して使用する方が賢明です。また、変数型の一致しないデータ操作が行われると、OpenOffice.org Basic はエラーメッセージを表示します。
特定の変数型に固定して変数宣言を行うには、次のようにします。
Dim MyVar As Integer ' Declaration of a variable of the integer type
この変数は整数型として宣言され、整数型データを格納することができます。数値型の変数宣言は、次のようにしても行えます。
Dim MyVar% ' Declaration of a variable of the integer type
Dim による変数宣言では、複数の変数宣言を一度に行えます。
Dim MyVar1, MyVar2特定の変数型を指定して変数宣言する場合は、各変数に変数型を指定する必要があります。
Dim MyVar1 As Integer, MyVar2 As Integer
変数型を指定しないと、OpenOffice.org Basic はバリアント型として変数宣言を行います。たとえば、次のサンプルコードでは、MyVar1 はバリアント型、MyVar2 は整数型として宣言しています。
Dim MyVar1, MyVar2 As Integer
以降の節では、OpenOffice.org Basic で使用可能な変数型を示し、それらの使用法および宣言法を説明します。
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